ビタミンDにはこんな効果が!
ビタミンAやビタミンCなどに比べるとあまり認知度が低く目立たないビタミンDですが、
実はビタミンDは私たちの健康を守るためには必要不可欠な栄養素であることをご存知でしょうか?
ここでビタミンDにはどんな効果があるのかいくつかご紹介します。
免疫力をアップ
近年の研究で、ビタミンDが細胞の中で抗菌物質を分泌し、免疫力を高める効果があることが分かってきました。
それによりインフルエンザの予防にも効果があると期待されています。
癌や二型糖尿病のリスクを下げる
近年の研究によるとビタミンDには癌細胞の増殖を抑えることがあることが分かっており、癌を抑制する可能性があると今注目されています。
またビタミンDには血糖値降下作用のあるインスリンの分泌を促す働きがあるため、糖尿病の予防に効果が期待されています。
その他にもビタミンDは肥満防止や筋肉の増強、不妊改善や花粉症予防、うつ病予防など様々な効果が期待される栄養素です。
そして今回一番重要なのがこちら。
カルシウムやリンの吸収を促す
ビタミンDにはカルシウムやリンの吸収を促す働きがあります。
骨を形成するためには欠かせないカルシウムの吸収をスムーズにできるようにしてあげることで身長を伸ばし、なおかつ強く丈夫な骨にすることができます。
ビタミンDで身長が伸びる?その関係は?
ビタミンDが子供の身長を伸ばすためには必要?
意外と知られていませんが、実は子供の成長には欠かせない栄養素のひとつがビタミンDで、身長を伸ばすために最も大切なビタミンです。
ビタミンDには大きく2つの効果があります。
- カルシウムの吸収を助ける効果
- 骨の形成を促し、体の骨を強くする効果
『身長を伸ばす=カルシウム』
そう思っている親御さんは非常に多いです。
確かに骨の主成分はカルシウムであり、骨や歯を作るためには欠かせない栄養素です。
摂取したカルシウムは小腸で吸収されるのですが、カルシウムは本来体に吸収されにく成分で、カルシウム単体では吸収率が悪い上、約80%ものカルシウムが体の外に出ていくという難点があります。
そんな難点を補ってくれるのが『ビタミンD』です。
ビタミンDは吸収率が悪いカルシウムの吸収を促進してくれる働きがあります。
またビタミンDには骨を作る骨芽細胞を活性化し骨形成を促す働きがあります。
身長を伸ばすためには、強い骨を作ってあげることも大切です。
骨が弱くなってしまうと、身長が伸びにくくなるだけではなく、骨軟化症や骨粗しょう症などを引きおこしたりする原因になるといわれています。
子供の骨の成長にはビタミンDが欠かせない!ということが分かっていただけたと思います。
ビタミンDを豊富に含む食べ物とは?
ビタミンDは主にきのこ類や魚などに多く含まれています。
- きのこ類:干ししいたけやキクラゲ、まいたけ
- 魚:あん肝やさんま、鮭、いわし、いくら、うなぎ、サバ、にしん、しらす干し
- その他:うずら卵
ビタミンDの摂取目安量は年齢によって差はありますが、小学生〜中学生(6歳〜15歳)男女の摂取目安量は3.0~5.5(μg/日)となります。(※1)
また、ビタミンDには耐容上限量が設定されており、40~80(μg/日)となっています。
魚やきのこが嫌いというお子さんも多いかもしれませんが、1日の目安量はできるだけ摂取できるように工夫していきたいですね。
またビタミンDは食事以外にも太陽の光を浴びることで体内で合成することができるビタミンです。
晴れている日はなるべく太陽の下で遊ばせ、食事からもしっかりとビタミンDを摂取してあげることが重要です!
食事から摂取したいそのほかの栄養素はこちらをCHECK!!
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ビタミンDを簡単摂取!レシピ4選ご紹介
ビタミンDは脂溶性のビタミンなので、油と一緒の調理してあげると吸収率がアップし、さらに美味しくなりますよ。炒めたり揚げたりするのがオススメです。
またビタミンDはきのこ類に豊富に含まれています。特に干ししいたけです。
干していない生のきのこでも日光浴させてあげることによりビタミンDを生成してくれます。
お店で買ってきて冷蔵庫にしまう前に封を開けて、ベランダなど太陽のが当たる場所で2時間ほど日光浴させてあげるとさらにビタミンDの栄養価が高まります。
最後にビタミンDを簡単に摂取できるレシピをご紹介します。
【鮭と彩り野菜の南蛮づけ】
- 鍋にだし汁、醤油、みりん、酒、酢、砂糖を入れ火にかけ一度沸騰させて南蛮酢を作って置く。(沸騰したら火から下ろし、しばらく冷ましておく)
- 玉ねぎ、人参、ピーマンを食べやすい太さに千切りにする。
- 生鮭の皮は外し、一切れを3〜4等分に切り、両面に軽く塩胡椒を振る。
- フライパンにサラダ油を熱し、2の野菜を炒めていく。火が入ったら軽く塩胡椒を振り、①の南蛮酢の鍋に入れる。
- ③の鮭に片栗粉を薄くつけ、高温の油でカラッと揚げ、揚がったら熱いうちに南蛮酢の鍋に入れる。
※漬け込んですぐ熱々の状態も美味しいですが、数時間〜半日漬けて置くと南蛮酢がしっかりと染み込んでさらに美味しくなります。
【鮭とたっぷりきのこのホイル焼き】
- 人参と玉ねぎを薄切りに切り、お好みのきのこ類(しめじ、えのき、しいたけ、まいたけなど)を食べやすいサイズに準備しておく。
- アルミホイルを広げ、サラダ油を薄く塗り生鮭を皮目を下にして置く。
- 生鮭の横か上に野菜ときのこを置き最後にバターをのせてホイルを閉じる。
- ②をフライパンに並べ蓋をして、中火で4分、弱火で4分火にかける。
- 火が入ったら、ネギを散らして出来上がり。
(お好みでポン酢やレモン醤油をかけてもオススメです)
【豚肉ときくらげの中華炒め】
- 乾燥きくらげは表面をさっと洗い、お湯を張ったボールに入れ戻しておく。
- きくらげが戻ったら食べやすい大きさに切る。
- 豚肉は食べやすい大きさに切り、酒と片栗粉を揉み込んでおく。
- ボールに卵を割り砂糖と塩胡椒を少量入れよく混ぜておく。
- 水・酒・砂糖・醤油・鶏ガラスープで合わせ調味料を作っておく。
- フライパンに多めのごま油を入れ熱したら、4の卵液を一気に流しふんわり卵が出来上がったら皿に一度取り出す。
- 同じフライパンに3の豚肉とおろし生姜を加え炒めていく。豚肉の色が変わったら2のキクラゲを加え強火でさらに炒めていく。
- 最後に6の卵と5の合わせ調味料を加え、卵を崩すように強火のまま炒め、塩胡椒で味を整えたら出来上がり。
【しらすの卵とじ丼】
- 白ネギ(5㎝程度)を薄い輪切りにする。
- ボールに卵を割り入れ、白身を切るように混ぜる。
- 丼鍋(なければフライパン)に水と酒、1のネギを入れ中火でゆっくりと火を通していく。
- フツフツと沸いてきたらしらすを加えさっと混ぜ、薄口醤油を加え沸騰させすぎない程度で火を通していく。
- 鍋肌から中央に向かって2の卵を入れさっとかき混ぜ、蓋をして20秒程度火を通す。
- 火を消してそのまま15秒程度蒸らし、丼に盛ったご飯の上に乗せたら出来上がり。
新鮮な野菜はこちらで!「コープデリ」
お子さんには新鮮で安全な野菜を食べさせてあげたいですよね。
みなさん『コープデリ』をご存知ですか?
コープデリは自宅まで食材や日用品を届けてくれる生協の宅配サービスで、子育て世帯や共働きの世帯に今とても人気を集めています。
コープデリのおすすめポイント!
1. 野菜の下ごしらえが不要
お母さんたちからとても好評なのが冷凍野菜です。国産の野菜を下ごしらえして、冷凍してあります。
使いたい時に使いたい分だけ使えるので、いろいろな料理に野菜を簡単にプラスすること ができます。
また冷凍野菜以外にもすでにカットされた状態の野菜の取り扱いもあるので、忙しい主婦にはオススメです。
2. 鮮度が良い野菜が届く
スーパーの野菜は不特定多数の人が触るためどうしても鮮度が落ちやすいです。
しかしコープデリなら不特定多数の人にさわられる心配がないので、鮮度が良い状態を保つことができます。
またコープデリには「旬鮮 フレッシュ便」というシステムがあります。
「旬鮮 フレッシュ 便」の野菜を選ぶと、配達日の前日の朝に収穫された野菜を届けてくれます。新鮮な野菜が届くのはとても嬉しいサービスですよね。
3. 有機野菜が購入できる
コープデリでは、放射性物質の自主検査を実施し独自の商品管理、そして国の基準の10倍厳しい検査を行っています。
そんなコープデリでは一定の基準で農薬や化学肥料を使用しないで作られた有機野菜も販売されています。
有機野菜を購入したい場合カタログの「JAS」マークを探してみてください。
4. 各地の野菜が購入できる
現代、野菜などの産地を気にする方も多いですよね。
コープデリは関東地域を中心とした宅配サービスですが、コープデリでは九州など西日本の産地の野菜も数多く取り使ってあり、特に九州産の野菜はとても人気です。
また同じ野菜でも品揃えは多く平均3〜5種類が載っているので、選択の幅が広がりますよ。
いかがでしたか?
「買い物に行く時間がない」「子供を連れて買い物に行くのが大変」
という方には食材を自宅まで届けてくれるコープデリはとてもおすすめです。
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