アルギニンってどんな栄養素?
私たち人の体は20種類のアミノ酸から作られていることを知っていますか?
そのうち、体内で合成できないアミノ酸9種類を必須アミノ酸、合成できるアミノ酸11種類を非必須アミノ酸と呼びます。
人体を構成するアミノ酸20種類
- 体内で合成されないので、食物から補給しなければいけないアミノ酸バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジン(9種類)
- 体内で合成できるが、食物からも摂取したいアミノ酸アルギニン、グリシン、アラニン、セリン、チロシン、システイン、アスパラギン、グルタミン、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸(11種類)
上の表からも分かるように、アルギニンは非必須アミノ酸の一種で、体内で作り出すことが可能なアミノ酸です。
しかし、体内で生成される量はわずかで、食事などからも補う必要があるので、準必須アミノ酸とも呼ばれています。
特に子供の場合は、成長のためにアルギニンがたくさん必要なのにもかかわらず、その合成能力が足りていません。生産が間に合っていない状態です。
そのため、子供にとっては必須アミノ酸であるという説もあります。
アルギニンが多く含まれる食品は?
アルギニンが多く含まれる食品は次のようなものがあります。その食品100gあたりに含まれるアルギニン量もみてみましょう。
アルギニンを多く含む食品(※1)
食品名/100gあたりのアルギニン量
牛リブロース | 950mg |
豚肉ロース | 1300mg |
鶏むね肉 | 1300mg |
真あじ | 1200mg |
かつお | 1300mg |
湯葉(干し) | 4300mg |
がんもどき | 1300mg |
生卵 | 780mg |
乾しいたけ | 760mg |
(※1)アミノ酸成分表編 第2章 第1表 PDF(日本語版)-文部科学省
この中から普段の食事から摂りやすいものは、肉類や魚類、卵、大豆食品でしょうか。
1日に摂取することを推奨されている量は?
成長期の子供が摂取することを推奨されているアルギニン量は、1日に4000mgです。この量を摂ると、子供の成長に関する効果が得られやすいというデータがあります。
先ほどの表から、それぞれの食品から4000mgのアルギニンを摂ろうと思えば、どのくらい食べなければいけないでしょうか。
例えば豚肉ロースなら307g、Lサイズの生卵なら7個食べるということになります。それを毎日となると、摂取カロリーやコレステロール値、また食費の方が心配です。
湯葉(干し)は100gあたりのアルギニン量が4000mgを超えてはいますが、干し湯葉ってとても軽いですよね。それを100g食べるとなると大変な量になります。
このように食事から1日分のアルギニンを摂取するのは、なかなか難しい栄養素です。1日に推奨されている4000mgという量を摂るなら、サプリを利用するのをおすすめします。
アルギニンで子供の身長は伸びるの?
子供の身長を伸ばす効果が期待されるアルギニンですが、本当にそのような効果があるのでしょうか。アルギニンの役割には次のようなものがあります。
- 成長ホルモンの分泌を促進
- 免疫力をアップさせる
- 疲労回復効果
- 生活習慣病の予防
- 美容サポート
この中でも子供の成長に大きくかかわるのは、成長ホルモンの分泌を促進する効果と、免疫力をアップさせる効果でしょう。
成長ホルモンの分泌を促進
成長ホルモンは脳下垂体から分泌されるホルモンで、成長促進作用や代謝作用の役割を持つホルモンです。子供の身長を伸ばすには成長ホルモンの分泌は欠かせません。
アルギニンはこの成長ホルモンの分泌をサポートする効果が期待されています。
先述した4000mgを1日で摂れば、ホルモンの分泌量が増加したという研究結果もありますよ。
もちろん、ホルモンの分泌量には個人差がありますし、身長の伸びる時期にはバラつきは見られるものです。
また、具体的に「アルギニンを摂取したら身長が平均して〇cm伸びた!」というデータもありませんが、分泌量を増加させる効果は期待できます。
お子さんの身長を伸ばすために何かしたい、と思っている方は、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
免疫力がアップ
アルギニンは免疫細胞を活性化する働きも担っています。子供が元気な毎日を送ることは、成長にも大切な要素です。
感染症などから体を守ることは、たくさん食べ、体を動かし、睡眠をしっかり取るといった規則正しい生活習慣にもつながります。
子供の健康的な毎日を応援するためにも、免疫力アップ効果も嬉しいですね。
その他のアルギニンの役割である、疲労回復効果は、スポーツをする子供にとっては嬉しい効果ですね。
ニキビなどの肌トラブルで悩むお子さんにとっては、美容サポートも期待したい効果でしょう。
アルギニンを摂ることで子供の健康に影響は?
子供の成長にはアルギニンは期待できると分かりましたが、逆に摂ることで副作用などのデメリットはないのでしょうか。
考えられる副作用
アルギニンを摂取することによる副作用は、基本的にはありません。アルギニンは準必須アミノ酸ですので、体内でも生成されるものです。
過剰摂取の目安としては1日20g以上のアルギニンを摂取した場合と言われています。
普段の食事から摂れる量も先ほどご紹介したように少量ですので、問題はありません。
また、多少の摂りすぎであれば体内で代謝も可能です。ただし、サプリから摂取する場合は注意しましょう。
過剰摂取した場合の危険性は?
サプリなどから過剰摂取した場合、次のような副作用が起こる可能性もあります。
- 下痢や腹痛が起こる
- 胃痛が起こる
- 腎臓や肝臓へ負担がかかる
しかし、これらの症状はアルギニンの大量摂取が原因で起こるというよりは、食べすぎや飲みすぎでも起こる症状です。
基本的にはサプリから摂取する場合に、決められた量を守っていれば問題はありません。
アルギニン摂取で注意したいこと
アルギニンは自然のアミノ酸なので、アレルギー症状などを起こすことはないと考えられますが、摂取に注意が必要なことがあります。
それは、子供に大人用のアルギニンサプリを摂取させないことです。
大人と子供では、食べる量が違うように、胃や肝臓などへの負担のかかり方が違います。
子供へアルギニンを摂らせたいと考えるときには、子供用のサプリから摂らせるようにしましょう。
アルギニン摂取バッチリ!Dr.Senobiru
食事からは摂るのはなかなか難しい栄養素なので、サプリからの摂取を考えてみましょう。
子供用のサプリの中で1日に4000mg以上のアルギニンを摂取できるのは、Dr.Senobiruというサプリだけです。
Dr.Senobiruならたった2杯飲むだけで、5000mgものアルギニンが摂取できます。そのため、お子さんにアルギニンの効果を試してみたいと考える方は、Dr.Senobiruから摂取するのがおすすめです。
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私たちの人体を構成する、大切なアミノ酸の1種であるアルギニン。
身長がぐっと伸びる成長期に、そのアルギニンの効果を感じてみませんか。
まとめ
アルギニンには必要量をしっかり摂れば、身長に良い効果があると研究から分かってきています。
大切な時期に身長を伸ばすのはもちろん、健康的な毎日を送るための体づくりにはアルギニンは欠かせません。まずは食事からアルギニンを摂って見るようにしましょう。
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